キャスティング業務
■キャストの選定から、撮影立ち会いまで。
広告代理店や制作会社から依頼を受け、イメージに合う出演者をリサーチ。ぴったりの出演者を提案し、オーディションや出演交渉、スケジュールの調整、撮影の立ち会い、契約交渉や権利関係の管理まですべて担う仕事です。
■求められるのは、情報力や提案力。
クライアントから「◎◎さんをキャスティングしたい」「爽やかなイメージのモデルがいい」など、出演者のイメージを共有されます。日々エンタメ情報を収集しておき、その中で「今回の企画なら△△さんのほうが話題性があります」「最近SNSで人気を集め始めている子がいるんですが…」と提案することが大切です。オーディションの開催を勧めることもあります。
■粘り強い交渉も、欠かせない仕事。
広告は出演者本人のイメージにも関わります。普段と違う一面を見せてもらいたい場合、意外性のあるキャスティングをしたい場合などは、芸能事務所の担当者や出演者本人から「もう少しこんな感じが良いのですが…」と言われることも。間に入って調整したり、何度も足を運ぶなどして粘り強く交渉したりすることは多いです。時には1~2年かかることもありますが、良いものをつくるためには欠かせません。
■目指すのは、キャスティングのプロ。
情報力・提案力・交渉力が身につけば、クライアントから「あなたに任せれば何とかなる」と信頼されるようになります。また、芸能事務所との関係づくりも大切です。平均で月5~10件を同時に動かしますが、評価が高まればそれだけ依頼も増え、業界での評判も上がっていきます。